FX用語集
海外FX用語集①最低限これだけは知っておきたい用語編!
この記事では海外FXでよく使われる用語を簡潔にまとめてみました。
今回は用語集①として、これからFXを始められる方が「最低限これだけは知っておきたい用語」を解説していきたいと思います。
経験者の方でも、基礎をすっ飛ばした方は今一度見返してみるのも面白いと思いますので、ぜひご活用ください。
◆チャート◆レバレッジ◆lot◆pips◆証拠金維持率◆強制ロスカット◆利食い・損切り◆スプレッド
◆チャート◆
チャートとは通貨の現在の価格や過去の価格の推移を視覚的に分かりやすく表示してくれるグラフのようなものです。
国内のチャートは基本的に、そのFX業者が提供しているオリジナルのチャートを使うのですが、海外FXではどの業者でも「MT4」といった共通のチャートを使うことが多いです。
◆レバレッジ◆
FXには『レバレッジ』という制度があり、このレバレッジを使うことにより資金の何倍ものお金を運用することが可能になります。このレバレッジは業者ごとに制限があり、例えばレバレッジ100倍の業者であれば10万円の資金で最大1000万円分の取引ができるのです。
国内FX業者でも昔は200倍までレバレッジをかけることができたのですが、現在は規制がかかり、最大25倍まで。しかし海外FXだと業者によっては最大1000倍のところもあり、少ない資金でも大きいお金を動かすことが出来るのです。
自分が海外FXをしている理由の1つがレバレッジを活かした効率の良いトレードをしたいからです。
また、高いレバレッジ=リスクが高いと考える方も多いですが、必ずしもそういう訳ではありません。
海外FXでは証拠金に対して、取引する金額でレバレッジが自動的に決まるので証拠金に対して無謀な金額をかけなければ良いだけの話です。
◆lot◆
海外FXでは取引きする単位のことをひとまとめに「lot」と呼ぶことが多いです。
この「lot」は、まぎらわしいのですが業者によって1lot=1000通貨というところもあり、1lot=10万通貨のところもあります。
国内では1枚=1万通貨で呼ばれることが多いので、慣れていない方は、1枚(1万通貨)で取引するつもりが1lot=10万通貨で取引してしまった!何てことにもなりかねないので「1lotはいくらなのか?」はしっかりと把握しておきましょう。
◆pips◆
「pips」とは各通貨ペアのレートが動くときの最小単位のことを言います。円表記の場合、小数点から2つ目が1pips、海外通貨同士の表記の場合、小数点から4つ目が1pipsの単位です。
例えば、ドル/円が「100.05」から「100.10」になった場合5pips動いたことになります。
◆証拠金、証拠金維持率◆
口座に入金した資金のことを証拠金と言います。取引するには取引きする金額の2~5%(取引き会社によって違いがあります)の証拠金残高が必要になりますが、これを「必要証拠金」と言います。
また、持っているポジションを現在のレートで決済した場合に発生するであろう利益を「含み益」、損失を「含み損」といい、それらをまとめて「評価損益」と言います。
証拠金から評価損益を足し引きして、必要証拠金に対する証拠金残高の割合のことを「証拠金維持率」と言います。
◆強制ロスカット◆
上記でお話した「証拠金維持率」が一定の%を下回ると強制的に持っているポジションが決済されてしまいます。これを「(強制)ロスカット」と言います。具体的に何%を下回ったら「ロスカット」されてしまうかはFX業者によって様々ですが多くは20%を下回れば執行されます。
ちなみに少ない証拠金であまりに高い倍率の「レバレッジ」をかけてしまうと、少し価格が動いただけですぐに「ロスカット」されてしまうリスクが高まります。
レバレッジは少額で大きな金額を運用できる便利なものですが使い方を誤るとリスクが高いものになってしまうという訳です。
◆利食い、損切り◆
現在利益が出ている含み益ポジションを決済することを「利食い」または利益確定・利確などの表現もFXではよく使うと思います。
反対に損失が出ている含み損ポジションを決済することを「損切り」と言います。FXではこの損切りができない方が多いのですが、損は浅いうちに切るのがセオリーです。
◆スプレッド◆
スプレッドとは買値と売値の差のことを言います。これはFXをトレードする際、業者側に支払う手数料みたいなものですので、ポジションを持った瞬間というのは±0、ではなくスプレッド分マイナスになります。
海外FXは「ハイレバレッジ」な分、国内業者よりこの「スプレッド」が高くなっているところが多いですが、その分大きい利益を上げやすいというのが海外FXの魅力でもあります。